御門祭六月十二日・十二月十二日
櫛磐窓命・豐磐窓命と御名を申す事は 四方の
内外の御門に 湯津磐村の如く塞り坐して 四方四角より疎び荒び来む天能麻我都比と云ふ神の言はむ悪事に 相麻自許利 相口会へ賜ふ事尤く 上より往かば上を護り 下より往かば下を護り 待ち防ぎ掃ひ却り 言ひ排け坐して 朝には門を開き 夕には門を閉てて 参入り罷出る人の名を問ひ知しめし 咎過在らむをば 神直備・大直備に見直し聞き直し坐して 平けく安けく仕へ奉らしめ賜ふが故に、豐磐窓命・櫛磐窓命と 御名を稱辭竟へ奉らくと白す
六月晦大祓
大殿祭
祝詞集