祖霊拝詞
此れの御霊舎に鎮まります言はまくも尊き何々家の遠津御祖代々の御祖等(辞別きても何某命)の御霊の御前に家主(家族何某)慎み敬ひも白さく遠津御祖等より代々生命は受け継がれ来たりて今此れの世に吾等家族の恙無く在りへる事は此れ専ら御祖等の御恩頼に依る事となも嬉み奉り辱み奉りつつ在り経るが中に更には御祖等の教へ諭し遺し給へる家訓の随随に各も各も持ち分くる職務を一向に果たしつつ仲睦まじく暮らし行く状を幽世ながらも見備はし坐して愛で給ひ慈しみ給ひて今も往先も弥遠永に守り導き幸はへ給へと慎み敬ひも白す
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