神社拝詞
掛けまくも畏き産土神社の大前に氏名何某 恐み恐みも白さく大神等の御恩頼を蒙り奉りて此の現世に生まれ出で自が職務を果たしつつ在る事を感謝び奉り辱み奉るが中に更には天津神國津神等の厳の霊験明けく輝かしめ給ひ天皇の大御代を厳し御世の満足御世と常磐に堅磐に守り給ひ幸はへ給ひて時の流れに迷ふ事無く怪しき災いに遭ふ事無く大神等の遺し給ひし正道を踏み行なわせ給ひて清浄き明き心と成し幸はへ給ひ世の為人の為に勤しみ励む状を愛ぐしと見備はし坐して今も往先も子孫の八十続五十樫八桑枝の如く家門高く広く立栄へしめ給へと恐み恐みも白す
祝詞集に戻る