心願成就祝詞
掛けまくも畏き八幡神社の大前に 宮司 太田伝也 恐こみ恐こみも白さく
常も大神等の恩頼を蒙り奉りて謝び奉り辱なみ奉る 某所 に住まへる 何某 伊 常日頃心に強く思ふ願ひ事を必ずや適はしめ給へと乞祈み奉り 大前に参出で礼代の幣帛捧げ奉りて只管に拝み奉る状を 安く穏ひに聞こし召し承諾なひ給ひて 大神等の大御光を更に輝かしめ給ひて 不慮無くも過ち犯しけむ罪咎穢の有らむをば 打祓ふ大麻小麻の莢莢に清清しく祓ひ清め給ひ 唯神清く明るく強く直く正しく 日々心を新たに成さしめ給ひ 今も行先も怠る事無く弛む事無く 己が勤めに勤しみ励ましめ給ひて 漸漸に己が持てる技術を高めしめ給ひ 遂は 何某 が願ひ事を適はしめ給へと 恐こみ恐こみも白す
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