- 292 名前: 鬼小町投稿日: 2003/08/27(水) 19:05
- またいつか 言いて笑いし 君が顔 蒼き夜空に 浮かびては消ゆ
……作ってはみましたが、私ってこういう才能全くないです(笑)
- 293 名前: ツタ投稿日: 2003/08/27(水) 21:34
- 鬼小町様、すなおないい歌ですよ。
また、いつかが現実のものになれば良いのに、、、。
切ないですね。
返歌:キミの事 今なお忘る 事は無し せめて夢でも 逢えればいいね
別れたる 思い出の庭 今も尚 愛しき人の 残り香満ちて
- 294 名前: ツタ投稿日: 2003/08/27(水) 22:04
- 颯爽と 街角歩く パンプスの 音も軽やかに ロン毛靡かせ
キャミソール 白き項の 陽に映えて すらりと伸びた サンダルの足
- 295 名前: ツタ投稿日: 2003/08/27(水) 22:27
- 解凍の 海老七匹は 何処にや 空トレイのそば 猫のたりかな
- 296 名前: ツタ投稿日: 2003/08/27(水) 22:38
- 60万年ぶり 火星近づく 今日の日の 我がふるさとの 空は曇れり
- 297 名前: ツタ投稿日: 2003/08/27(水) 22:45
- ヒグラシの 琴の音侘し 夕間暮れ 別れ告げしか かそけく響く
- 298 名前: 鬼小町投稿日: 2003/08/28(木) 19:40
- もう二度と 訪れぬ身と 知りながら 髪を洗ひて かの人を待つ
HNに合わせて作ってみました(今回は身内の添削なしゆえ、更に駄作です)。
- 299 名前: ツタ投稿日: 2003/08/28(木) 22:12
- >吾が想い 募れども 逢う望み無し 髪洗いても 撫でる人無し
彼の人の 我が黒髪に 手串せば 風吹き抜けり 素肌の中を
- 300 名前: ツタ投稿日: 2003/08/28(木) 22:16
- >吾が想い 募れども 逢う望み無し 髪洗いても 撫でる人無し
5,5,7,7,7で変型です。
普通は、5,75,7,7.
- 301 名前: ツタ投稿日: 2003/08/29(金) 20:07
- 天地の 神の縁(えにし)を 恐みて 謝(いや)び奉らむ 友また来りしを
- 302 名前: ツタ投稿日: 2003/08/29(金) 20:08
- 鬼小町さんに続き、晴安さんのおなりです。
皆様、よろしくです。
- 303 名前: ツタ投稿日: 2003/08/29(金) 21:51
- ひたすらに キミの来るのを 待ちわびて 寂しさ募る 秋の夜長に
- 304 名前: 凡人投稿日: 2003/08/30(土) 00:53
- ようように 黄金に成りぬ 稲の穂が 嬉しくもあり 心配もある
- 305 名前: ツタ投稿日: 2003/08/30(土) 07:52
- ようように 秋の虫たち 鳴き初めし 宮居はひそと 静まりにけり
- 306 名前: ツタ投稿日: 2003/09/02(火) 18:04
- ひたすらに まことの道を 求めしも いまだ行き着く ことも適わず
- 307 名前: ツタ投稿日: 2003/09/03(水) 00:24
- 見習さんへ
いとしきみ たよりはとだえ はやみそか つつがはなきや おかわりなしや
- 308 名前: 宮司投稿日: 2003/09/03(水) 20:05
- われ思うゆえ 萬物(よろづもの) 有るを知る 我が身無くては すべて無しかも
- 309 名前: 宮司投稿日: 2003/09/04(木) 17:15
- マンギョンボン とつくにの船 入港の 疑念の波紋に 大和ざわめく
- 310 名前: 宮司投稿日: 2003/09/04(木) 21:48
- 国のこと 愛ぐしと思う 人多に 集える斎庭 幸え給え
くにのこと めぐしとおもう ひとさわに つどえるさにわ さきはえたまえ
- 311 名前: 宮司投稿日: 2003/09/04(木) 21:58
- 偽りの 泰平に慣れ 戯言(ざれごと)を 吐くマスコミや 責めも忘るか
- 312 名前: 宮司投稿日: 2003/09/04(木) 22:04
- いつの日か まこと映せし 青空の 来る日は近し 大和の国に
- 313 名前: 宮司投稿日: 2003/09/04(木) 22:07
- 必ずや 澄み渡りたる 大空の やがて祖国を 覆い尽くさん
- 314 名前: ツタ投稿日: 2003/09/05(金) 09:11
- あなうれし 馴染みの方より 便りあり 早くこちらへ お出でと願う
- 315 名前: みんならい投稿日: 2003/09/07(日) 01:31
- 草笛を僕の便りと風に乗せ
久しぶり来てみて戸惑うこともあり
漆黒に赤い点が6万年
肩止まるスワロウテイルバタフライ
ふるさとを篳篥で吹く秋の夜に
また来ますそう言って去るまた去って
- 316 名前: ツタ投稿日: 2003/09/07(日) 11:16
- みんあらいさんへ返歌
少年の 草笛の音や 秋の風
戸惑いを 捨てふるさとの 法師蝉
ハチドリに 肩に止まれと 手招きす(本当にいるんですよ〜)
篳篥の 音や秋風の みやびかも
残されし 絵文字継ぎ足す 人も無く しいちゃんたちは 寂しかりけり
- 317 名前: ツタ投稿日: 2003/09/07(日) 21:33
- 秋の夜の 長鳴き鳥の 音の如く 闇深まれり 息を潜めり
- 318 名前: ツタ投稿日: 2003/09/07(日) 21:41
- 白百合の 咲き終わるかも 名残惜し しばしの別れ また翌年ぞ
- 319 名前: ツタ投稿日: 2003/09/07(日) 21:46
- 人恋し 涙はもろく こぼれけり 秋の夜長に 滲ませにけり
- 320 名前: 宮司投稿日: 2003/09/09(火) 10:28
- 一際に 異彩を放つ 六芒星 今蘇る 天地との際
ひときわに いさいをはなつ ろくぼうせい いまよみがえる てんちとのきわ
五芒星 六芒星とも 揃いたり 陰陽の秘や 天地揺るがす
- 321 名前: 宮司投稿日: 2003/09/09(火) 21:57
- 神道の 掲示板にて ここほどに 賑うとこもなし あな面白し
- 322 名前: 晴安投稿日: 2003/09/10(水) 09:35
- 偶然の 出会いと言うのは 決して無く すべては神の 思し召しなり
- 323 名前: 宮司投稿日: 2003/09/10(水) 11:34
- まことにや さもあるとなも 人の縁 産霊(むすび)の神の 御業恐こし
まことにや さもあるとなも ひとのえん むすびのかみの みわざかしこし
- 324 名前: 桔梗投稿日: 2003/09/10(水) 18:26
- 名に秘めた 力恐ろし ありがたし 導かれ来て ここに集えり
桔梗の名 自ら付けし ものならず 思し召しかと 御わざおののく
- 325 名前: やゆよ投稿日: 2003/09/10(水) 21:18
- うるわしき つくよみさまの 影うつし
やまとのたはた ひかりせせらぐ
ぼんぼりのような月はこのくにの
さまざまな屋根静かに照らす
いまもまた この空の下 仰ぎ見る
同じ月かも きみとわたしと
- 326 名前: 凡人投稿日: 2003/09/11(木) 00:31
- 電網に 集う輩 三重の縁 これは何かの 神縁なりや
- 327 名前: 宮司投稿日: 2003/09/11(木) 08:26
- お互いは 遠く離れて 会えねども 同じ月見る ことは適えり
- 328 名前: やゆよ投稿日: 2003/09/12(金) 03:51
- 静かなる光りと影の夜明け前
月と火星の言葉なき声
秘史たる意味をいつかは世の忌部
解くまでの道ながき闇夜に
このときと知ることもあれ人の世は
とわにみっつのしるしありけり
- 329 名前: やゆよ投稿日: 2003/09/12(金) 03:53
- いつのよも 人と人とで 結ばれる
きよきこころと まことなる魂
- 330 名前: やゆよ投稿日: 2003/09/12(金) 04:03
- うつくしき やまとのくにの 月夜には
みちとせになる かみのやどらむ
- 331 名前: 宮司投稿日: 2003/09/12(金) 11:54
- 悠久の 時空をも越え 月と火の 星との語らい 神見備わす
- 332 名前: 宮司投稿日: 2003/09/12(金) 20:19
- 月と日と 合わせ鏡や 現世の まことのすがた 出る時待つ
つきとひと あわせかがみや うつしよの まことのすがた いづるときまつ
- 333 名前: ツタ投稿日: 2003/09/12(金) 21:49
- この庭に 数多の花は 咲き誇る 姿麗し 匂い芳わし
このにわに あまたのはなは 咲き誇る すがたうるわし においかぐわし
桔梗、山茱萸 晴安花 鬼小町花 やゆよ花 笹百合 みんならい花、その他色々咲き乱れています。
とても綺麗ですよ〜。=^_^= モコ =^・_・^= ミカコ =^・。・^= タマ
- 334 名前: ツタ投稿日: 2003/09/12(金) 21:54
- じゃあまたね しばしの別れ 告げし人 いまだ帰らず わびしさつのる
- 335 名前: ツタ投稿日: 2003/09/12(金) 22:02
- 片時も あなたの事は 忘るまじ 後姿は 凛と気高し
かたときも あなたもことは わするまじ うしろすがたは りんとけだかし
- 336 名前: 晴安投稿日: 2003/09/12(金) 22:16
- 善と悪 二つはいつも 紙一重 聞いてはならぬ 悪の声
神楽鈴 この音をみんなに 届けたい 少しでも心 癒されるよう
- 337 名前: ツタ投稿日: 2003/09/12(金) 22:22
- 鈴の音の さやさや莢けく 降り注ぐ しろがねこがねの 星屑のごと
- 338 名前: ツタ投稿日: 2003/09/12(金) 23:16
- キュロットや すらりと伸びた 白き足 デニムサンダル 音も軽やかに
- 339 名前: ツタ投稿日: 2003/09/12(金) 23:20
- 秋の風 長き黒髪 靡かせて 駆ける乙女娘 笑み弾けたり
あきのかぜ ながきくろかみ なびかせて かけるおとめご えみはじけたり
- 340 名前: 桔梗投稿日: 2003/09/17(水) 17:57
- 見習(みんならい、皆来?)様
詩歌の雨 嵐 花吹雪 雪崩 一度に浴びて 打ちのめされり
長野まゆみ作品を愛されるのも合点がゆきました。今まで、面白い絵文字を描かれる人
としてしか知らずにいて、ごめんなさい。(300以上もあるこのスレッドに挑む気合が
これまで無くて、最近のものしか見ていませんでしたので…)
電網の毒気にあたられたのでしょうか?私もそれに弱いので分かる気がしますが・・。
津多様も私達も皆来様の再来を心待ちにしております。お出掛けくださいね。
傷つきし 愛し魂 癒したし 才は無くとも 愛はある友!
なんて、お粗末でした・・・
- 341 名前: 津多投稿日: 2003/09/18(木) 05:20
- 揺れ動く 心のひだを 織りなせる 詩歌の錦 キラリキラリと
- 342 名前: 津多投稿日: 2003/09/18(木) 06:02
- ヒグラシの 鳴き納めかも この年の 久方ぶりに 夕日に沁みて
- 343 名前: 津多投稿日: 2003/09/18(木) 23:15
- 凄絶な 言葉のやり取り してみたい 心のひだを 切り刻みつつ
- 344 名前: 晴安投稿日: 2003/09/19(金) 09:04
- 神々が 動き出すとき 世界には 天地災害 起こり始める
- 345 名前: 津多投稿日: 2003/09/19(金) 22:17
- わが友の 異郷へ旅立つ 報せあり 何はともあれ 幸くませとぞ
- 346 名前: 津多投稿日: 2003/09/21(日) 14:52
- 秋雨に 暑さ和らぐ 彼岸かな 記憶の糸に 亡き人絡め
彼の岸辺 渡りし人の こと偲ぶ 手向けし花に 真心込めて
- 347 名前: 津多投稿日: 2003/09/22(月) 23:30
- 枯尾花 風に靡けリ 山の辺に ゆるりゆるりと 秋も深まる
- 348 名前: 津多投稿日: 2003/09/22(月) 23:39
- 清らかな 心を愛でむ 大神の 御心享けて 暮らせ 民人
- 349 名前: みんならい投稿日: 2003/09/23(火) 00:14
- 嫌ってほど殴られた
嫌ってほど殴った
殴り倒した
銃をやがて手にした
少年は生きるために人を殺した
お天道様の下を堂々と歩く
殺してもらった勲章を胸に光らせ
其れが生きている証
やがて大人になった少年に出会った
そして少年は笑って銃口を大人に向けた
鈍い音がお天道様の下に響いた
世界のどこかで朝が来るたびに引き金が引かれる
引き金は思ったより軽い
そこに命の重みはない
日付変更線を超えたとき生きていられるのを感謝したい
- 350 名前: ?????????¢投稿日: 2003/09/23(火) 00:14
- またあした 僕は旅立つ はるかなる西
- 351 名前: みんならい投稿日: 2003/09/24(水) 21:10
- 流行り廃り神仏にもあり悲しきかな
- 352 名前: 宮司投稿日: 2003/09/24(水) 21:28
- みんならいさんへのご返歌
神仏 人の信より 威を増せり 拝む心 夢な忘れそ
かみほとけ ひとのしんより いをませり おろがむこころ ゆめなわすれそ
- 353 名前: ツタ投稿日: 2003/09/24(水) 21:37
- 病み猫の 暇乞いかな 痩せ細る 体引きずり 行き倒れけり
いとし=^_^= 二度とまみえる ことはなし 我が亡き父の そばへお行きよ
- 354 名前: 紋投稿日: 2003/09/25(木) 01:46
- かが持ちて 八は一なり 虚有りても 実は一ぞ 神の御阿礼かな
かがもちて はちはいちなり こありても じつはひとつぞ かみのみあれかな
*「かが」=鏡の古記、また蛇の事も「かが」と言う事がある。
ここから「鏡餅」=「かがみ=かが+身」となる。
よって、鏡餅を神前にお供えするのは、蛇神である天照大神であるゆえ。
- 357 名前: 桔梗投稿日: 2003/10/02(木) 09:18
- 神原に 吹き渡る風 清々し 受くる我が身の 真透かせり
(菅原) (菅菅氏) (菅)
かんばらに ふきわたるかぜ すがすがし うくるわがみの まことすかせり
- 358 名前: 桔梗投稿日: 2003/10/02(木) 09:21
- ↑あらら、何故か(当て字)がずれましたね。終わりの(菅)は透かせりの「すか」です(^^ゞ
- 359 名前: 桔梗投稿日: 2003/10/02(木) 09:45
- >357の更新です。
神原に 吹き渡る風 清々し そよ受ける身の 真透かせり
(富貴) (豊受ける実の)
- 360 名前: 桔梗投稿日: 2003/10/02(木) 09:52
- 見えずとも 空を埋めるを 忘れなじ 現われの時 虚の明かさるる
(きちんとスペース送りをしないとずれるのですね・・・お恥ずかしいです。)
- 361 名前: 宮司投稿日: 2003/10/02(木) 21:41
- 草原に 吹く風 長き黒髪を 靡かせ駆ける 騎乗の乙女
- 362 名前: 桔梗投稿日: 2003/10/07(火) 19:05
- 空高く 御魂こもりし 声たくましく わが身震わし 心打つなり
☆宮司様の祝詞にこめられた気迫とお声の芯の太さに圧倒されました!
- 363 名前: みんならい投稿日: 2003/10/13(月) 23:46
- 青い風
スカートのすそをくすぐる日
夢見がち
そうねと笑って実は苦く
天ぷらのころもをつけててふと思う
愛に包まれていたいと
さいきんキューブリックにはまってオークションでエヴァンゲリオンやルパンそろえました。
フィギュアなんかも作ったり楽しいです。漫画はしばらく描いてません。。。。つか、副業でつ。
- 364 名前: ツタ投稿日: 2003/10/25(土) 22:28
- 裾野をば 錦の衣 彩りて 里の山々 恋を語れり
- 365 名前: 翼投稿日: 2003/10/26(日) 01:07
- 淡々と
過ぎ行く日々の隙間から
闇の誘惑愛しき甘露
- 366 名前: やゆよ投稿日: 2003/10/26(日) 14:39
- 中津嶋牛のかみがみ導きて
貴き船に揺られ揺られつ
みつまでの記憶辿りし遊び場は
いまここにいる故のありけり
なにもなき ものより出ずるいのちなら
なににたとえん 花も草木も
人としてうまれし意味のあるならば
あきのうつろひ魂に響かむ
はるは春なつには夏の聲を聞く
きせつにとけて消ゆる吾かな
- 367 名前: みんならい投稿日: 2003/11/01(土) 04:11
- よくみれば夜色してるハルシオン
- 368 名前: みん投稿日: 2003/11/01(土) 04:16
- 西側に
黄色を置いて
風水師
タカとトラ
白黒つかぬ
好勝負
虎神より
鳥神が舞う
今日の空
マグロ切る
さくさくさくと
旨そな赤
真紅なら
ゆうやけこやけ
そっとあり
知りも赤
襟裳岬の
紅葉は
高齢に
なるほど若い
色似合い
高き山
赤黄緑の
信号機
- 369 名前: みゃーならい投稿日: 2003/11/01(土) 04:22
- お天気は
気象庁より
猫だのみ
陽だまりで
冬の気配を
嗅いでいる
秋晴れに
猫とこおろぎ
鬼ごっこ
- 370 名前: みんならい(゜Д゜)/~~~投稿日: 2003/11/02(日) 04:35
こんばんは を キミにいえない僕に
少しでも光をともして
これからのことも
白紙にして考えないで
キラキラ光るテレビの中で
笑っている誰かの声を
静かに一人で
聞いてみたよ
ただ力もなくて
立ち尽くすだけなら
誰も何も言わないだろう
頭を下げるたびに磨り減って行く自信に
そっと頬を寄せて・・・
まだ及ばなくても
すがりたくないけど
まだ信じてる
信じてる
力いっぱい眠ろう
- 371 名前: ひみつ投稿日: 2003/11/02(日) 05:00
- 狂歌
やっちゃった
神道サイトで
魔術式
黄金の
夜明けを待ちて
あなさやけ
ルシファーは
大物主と
ばらす今日
- 372 名前: み投稿日: 2003/11/02(日) 07:48
釈迦如来
色即是空
と唱へては
ただ広大な
宇と宙なるかな
釈迦の智は
遍く千辺
照らせけり
宇宙の果てからそのまた果てへ
- 373 名前: みん投稿日: 2003/11/02(日) 07:50
- 日本だけ
栗名月と
呼ぶらしい
大空の
大熊小熊
山羊さそり
山犬もいて
夜はにぎやか
雲の無い
新月の夜に煙るのは
空の大河よ我が銀河系
- 374 名前: みんみんぜみならう投稿日: 2003/11/02(日) 07:51
オンアボキャ
ベェと唱えりゃ
真言の
仏の道は
宇宙の道に
- 375 名前: みんならい投稿日: 2003/11/02(日) 07:52
東風(こちんだ)は 宇宙を被う 黄渦塵 タクラマカンよ ネバダの海よ
- 376 名前: ひみつ投稿日: 2003/11/02(日) 15:10
- 宗教は 醜狂なりと 先人の 教えがしみる 今日の有様
- 377 名前: みんならい投稿日: 2003/11/03(月) 05:55
- 神道の真髄眠るやサンスクリット
- 378 名前: ツタ投稿日: 2003/11/03(月) 07:14
- 降り注ぐ こがねしろがね 星の屑 このままじっと ここにいさせて
- 379 名前: みん。ためておいたことば投稿日: 2003/11/05(水) 00:31
柚子をおろす部屋がいろづく
くるくると踊れ赤色
オリオンの声ひとつなし
部屋中タバコをさがすシケモクをすう
人それぞれ得意不得意有りまして
飛行機雲凍る冬空
吐息の群れ浮かぶ冬の雨
文字は記号か 無くても口あり
言いたくとも梔の花の唇ひらかず
かげりなどすぐけせるものといつか
布団からのぞく冬のまどろみ
缶コーヒーをにぎる手解けてゆく
- 380 名前: 客児の谺投稿日: 2003/11/05(水) 03:19
- 客児こと侍児こと山茱萸より紋様へお礼を込めて贈歌一首。
ももづたふ 磐余の池に
群鳥の たつとし聞かは
いざ隠りなむ
- 381 名前: み投稿日: 2003/11/05(水) 08:58
愛を知り
別れを知って
地獄知る
夕陽の向こうに
潜んでいる闇
- 382 名前: み投稿日: 2003/11/05(水) 08:59
生前は
喧嘩ばかりの
夫婦でも
愛していたと
仏壇拝む
- 383 名前: み投稿日: 2003/11/05(水) 08:59
いい人に
囲まれたとき
喜びを
わかちあえたら
もっとしあわせ
- 384 名前: み投稿日: 2003/11/05(水) 09:00
混沌の中より苦闘の末に掬いし定型
飽いて定型を捨て渾沌に沈む
混沌を蹴り混沌を掻き
如何なる行方なりとも混沌の内
- 385 名前: み。へやをかたづけやう・・・。投稿日: 2003/11/05(水) 09:05
はくいきの
しろきにこおれる
ゆびをとく
はいびすかすと
わかつひだまり
- 386 名前: 宮司投稿日: 2003/11/05(水) 20:56
- 奥山に 分け入り見れば 降り注ぐ もみじの錦 星と見間違(みまが)う
- 387 名前: 権兵衛 み改め投稿日: 2003/11/08(土) 09:23
「人間は人間という社会を作り依存してきた生物だ」
悲しみ 一滴 頭上から 落とされた
浸透する そいつが
何処までも 旅の目的地のはず
失望した先に 気付いてしまったんだ
依存するより 孤独であれ
それは無理と 夢想し 夜毎 空想にふける
あの一滴が 今も 体内を巡っている
渇望し 苦しむ
現実では ありえなくても
依存したくないんだ
この社会にも 何処にも
本当の自由ってのは それぞれの中にあるらしけれど
いつかの日 求めていた 正体
それはなんという孤独と対峙するものなのだろう
自由に憧れるのは
この境界の扉を閉めてしまいたいからなのか 自問する
何者にも束縛されたくないから
枠に当てはめられたくないから
不可能でありたくないから
名前を捨て 姓を捨て ルールを 捨て
風に吹かれ 草むらに寝転び 雨にうたれ
そんな日々を いつか いつか いつの日にか
今も 強く 願うんだ
- 388 名前: ごんべん投稿日: 2003/11/10(月) 15:15
堂々とする事に決めた
ただ それだけ
ただ それが
自分に正直なだけ
ただ
それが
人の路だと思うから
- 389 名前: gonnbeezombees投稿日: 2003/11/15(土) 00:05
「晩秋に」
夜は
つめたく
わだかまる。
すきな人にすきだといいたい。
やがて薄まり
ながれて
消えた。
- 390 名前: gonnbeezombees投稿日: 2003/11/15(土) 00:06
異国で罵倒される夢を見て
泣きながら目を覚ました
ラジオを消さずに寝てしまったらしく
ニュースが頭の上で鳴っていた
「出テイケ日本人」
「歴史ヲ忘レルナ」
何てことだ
あれは夢ではなかったのだ
- 391 名前: ツタ投稿日: 2003/11/15(土) 23:20
- 好きなこと 告げたい気持 募れども 冬の日差の 早傾けリ
- 392 名前: 凡人投稿日: 2003/11/16(日) 00:28
- 権様
我心の師よりの言の葉の伝え、和歌を送ります。
「借りの身の 辛き事は多かれど 癒す心は 一つに集う」
「梅の花 木の葉の先に 咲きゆるも 春に香りを 伝えんとする」
これからは冬の厳しい季節となります、権様の心が癒されますようにとの
わが師の御配慮でしょう、但し上の和歌は凡人作ではありません。
わが師とは誰か?と問われれば晴安様か桔梗様にお聞き下さい。
仔細は事情により公開できません故にお許し下さい。
- 393 名前: gonnbeezombees投稿日: 2003/11/17(月) 01:02
- ありがたいお心遣い有難う御座います。
私も明けられぬことが多いので承知いたしました。
本当に有難う御座います^^
- 394 名前: gonnbeezombees投稿日: 2003/11/18(火) 01:11
- わが子目覚めればそこに水晶の瞳何を映さんとす
勇気凛々誰もが平等の産声を上げる日
同じ夜巡る日付変更今日はわが身
紅葉の影朱の鳥居に揺らめく午後
切れる縁切れぬ縁縁日にまた出会う輪廻
口づけを忘れないでね小春日和の恋
涙滝のよう白糸の白糸の
桜湯で祝う二度目の春
忘れないでね今日の月をあなたも見ている何処かで
- 395 名前: gonnbeezombees投稿日: 2003/11/18(火) 01:15
- 愛してるとことあげせし真夜中
嫁さん今日は岩戸開き
言い訳をすればヤマタノオロチ
駄々をこねるあのこスサノオノミコト
禊しても変わらない大人たち
言霊幸はふ国に桜花咲きはふ
ユメユメ夢に生きると白す
- 396 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/18(火) 02:56
- ガラムをマルボロに変えた日
有り余るライターのガス抜き
処分されない夢と不燃物
消えてゆく夢と可燃物
すべては灰、灰、灰。
褐色の言葉が溝に流される
隆起する希望
排他的な思想
埋立地は手一杯
今だ孵化せぬ潜在能力
溢れる人、人、人。
居場所は月の裏
火星というバーでホロスコープ
闇雲という言葉が人類に定着する日常
眠りに就く現実逃避
目が冷めたらそこにある現実のヤイバ
アッパーな薬で誤魔化す
恐れを知らない子供に暴力を強いる大人たち
暴力こそ正しいと育ち繰り返される罪
淘汰されてゆく希望
目覚める絶望
大地の歪みが極限にある世界
そこかしこで破綻
最早必要とされない種族
頭だけの人類
慈悲という免罪符を掲げ
神に今更許しをこうても
神を正当の理由としても
罰は下る
それでも内向的な人類は眠りにつける
やがて種子が枯れようとも
今日も煙は立ち上る
- 397 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/18(火) 03:07
- 今という時すら地球の何処かで断末魔と産声が同時に
おいかけおいかけ365日で一周してもまた始まってゆく
両手で受け止めようとしたら抱きしめられた
後姿に落ち着く
蛍茶屋にはもうない茶屋
雪がささやく冬
ホームで手を繋ぐ老夫婦に安堵
表札を替えても中身は変わらない
作り出された存在
最後に食べられて終わる赤頭巾
憂鬱は最高の時間
時が時雨れていく
たった今そこに居たはずの影をつかもうと手を伸ばすとき
- 398 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/18(火) 03:07
- なんかウツッぽいでつ・・・。
すまそ。m(__)m
- 399 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/18(火) 03:09
- ぎこちなく手と手を繋ぐ横断歩道
- 400 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/18(火) 03:11
∧ ∧
/ 'ヽ/' ヽ
r 0 0`i 400get!!
ゝ. _Д_ ノ
r i (,,゚Д゚)-ー''"~)
ゝl (ノ~~~つ''''""~
.| _ _|
〜| ∪∪|
| | | |
i、_ノ 'i_ノ
- 401 名前: 宮司投稿日: 2003/11/18(火) 21:57
- 400get!!
おめでとうございます。
そのうち何か?粗品を進呈します。
- 402 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/18(火) 23:32
- 宮司さんにはいつも愛をいただいているので十分であります!(ビシ!
- 403 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/18(火) 23:32
「我」
その箱舟は
歌う海を弄ぶ
何処まで
夜明け空
思い出している
独りで地を踏んだ日を
来る日も去る日も
夜明け空
曰く
神は楽園より人を追放し
再び近づけぬよう
その地を火で囲ったのだ
- 404 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/18(火) 23:35
そうそう、
私のからだは、綺麗な桜のベットに寝かせてね。
きくの花の匂いは好きじゃないの。
私の好きなあの曲で見送って。お経なんて要らないわ。
私の好きな言葉で、きれいな言葉で優しく包んで。
ぴかぴかの車にも乗せないで。
私は土に還りたいの。
私は海に還りたいの。
私は風になりたいの。
そうして、人の記憶からも朽ちていきたいの。
それでも、私はあなたの一部になるのだから
たまに、そう、私の誕生日にでも私を想って。
そうして、目を細めて遠くを見て笑って。
- 405 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/18(火) 23:39
石囓漱水 なんてことない
未来永劫 よのなかなんて
呪白皙潔 あほゆうもんが
拒否証言 あほなんや
- 406 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/18(火) 23:39
- 夜寝暗 どないしよ
鶏継承 こんなところで
楼洞窟 しぬもんか
暁逝雲 みなさんどこかで
是青域 あいませう
- 407 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/18(火) 23:43
「夜」
空のまぶたが
ゆっくり落ち
すべての影が
太陽の拘束を逃れ
息を吹き返し
空を食べはじめる
太陽の残照は去り
静かに時間が満ち
音が生き物を
追い越してゆく
夜はその長い手足を
目一杯に伸ばして
朝日の種を
静かに蒔いている
僕は夜を
驚かさないように
こっそりと
部屋の明かりを点ける
外の柿の木が
ざわざわ揺れた
僕は
夜に憧れる
幻想を抱いてみる
- 408 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/19(水) 00:09
- 昔書いたお話なんか乗っけます。
意味はないで常・・・。
去年の春ごろ。
自分もね、結局3人いるんです。
これは神道の3人の自分なんですが、
生魂(イクムスビ)=有意識の自分
足魂(タルムスビ)=無意識の自分
玉留魂(タマズメムスビ)=自分を超越した自分
というのがあり、常に入れ替わり遍在するという形態を
とります。どれもが本当の自分で、ですが今どの常態か認識するのは難しいです。
自分の中にも3人いる。孤独じゃないんです。
孤独だ不幸だというのは、「生きていることにたとえどんな状態でも感謝」できたときにするものだなあって最近つとに思います。
常に感謝の心。一口でも何か食べられたら、ヒトから何か教えられたら、陰口を叩く人がいれば自分はそうじゃないからそこまでこの人より心が貧しくないと、感謝できたらいいですね。
- 409 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/19(水) 00:10
- ↑偉そうだな。
素粒子みたいなはなしですね。
たとえば、原子の周りを電子が回ってる。
これって惑星を巡る月(衛星)のごっつ縮小版ですよね。
そこで考えるわけです。
原子と電子は恋をしているのではないかと。
片思いか両思いか?でも近づけないから前者かな、とか。
本当は物理も微分積分も苦手なんですよ。
でも、面白いからつい本を読んで齧っては色々と仮定し、
模倣子を残していきます。この模倣子はいつか、自分に子孫が出来たと仮定したときに、既に私が「思って」しまったことなのでその断片が遺伝子に残っている。その遺伝子が目覚めて先祖がえりしてくれたらいいな、そんなかんじです。
- 410 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/19(水) 00:13
- ↑↓シロマサの漫画に影響されてるあたりヲタク。
うーん、私は自分のミームが残るのは電脳上だけでいいんですよ。
ただね、それでその人が考えを左右されるのが嫌なんです。
だったら書くなと。でも、そのミームは要するに電脳空間における自分のコピーか分身か、或いは将来どこかの過去ログに残り、誰かが検索したときにひっかかる単語で、もし役に立てばその子供が成長していくわけです。
これがまあ珪素ベースの新しい生命(これはある漫画にあったもので可能なことなので)となって、そのミームが変化してずっと後世に残る、かもしれない。それが自分の考える肉体を持たない新しい生命体、新しい命なんです。
そういった子孫の残し方も面白いなと思ってあちこちに足跡を残すわけです。1度きりの事もあるし。しかしそこでだれかが見て記憶する、記憶の断片に残った私のミームはその人の遺伝子にも組み込まれ、いつか発生する。こういった輪廻のような、寄生型ミーム子孫における成長も面白いと思います。
珪素のこと
http://homepage1.nifty.com/meltglass/glass13.htm
http://homepage1.nifty.com/meltglass/glass104.htm
- 411 名前: 桔梗投稿日: 2003/11/19(水) 15:11
- 三島の桜 風に舞い散る
ガラスの風鈴チルリリリリ
蜻蛉玉いくつでも欲しい
珪素と火の神様とのコラボ
この春、三島に桜を見に行きました。
この夏、三島のでなく江戸風鈴買いました。
蜻蛉玉には目がないです(^・^)
- 412 名前: gonnbeezombies投稿日: 2003/11/20(木) 02:36
- 冠雪に
ふるえる富士が
なまず起こす
右側の
席にて富士を
望むなり
♯新幹線。のぞみにもかけたり
その雪を
眺めて名付けし
小説家
私もガラスだま大好きです
- 413 名前: ごんべん投稿日: 2003/11/22(土) 01:28
存在意義を確かめるのは
愚かな事ですか?
優しい嘘を信じるのは
愚かな事ですか?
世界を真っ白に還してしまいたいと
願うのは
愚かな事ですか?
ただ私がそう思うのです
ただ君は理解できなくても
それは私の中の創造なのです
世界を真っ青に染め上げて泣きぬれるのは
一人で沢山だと思います
世界を真っ赤に染め上げ怒りに身を任し
静と動の世界に住み着いた
魔物と握手したいと望むのは
私の勝手ですね
生きたいのです
だから苦しいのでしょう
欲するのです
夢に描いた創造を
だから苦しいのでしょう
諦められないのは
信じる心があるからなのでしょう
そんなものをまだ
持って歩いてみましょう
- 414 名前: ごんべん投稿日: 2003/11/22(土) 01:33
- 深い泥濘だ
あをみどりいろの蛙が
さみだれのこゑで啼いてゐる
わたしはその声に腕をつかまれた
ココヘカヘッテオヒデ
目を閉ぢれば
そこもまた深い微眠みだつた
わたしは再び眠りにつかうとする
眠り続けた場所に
一歩ふみださうと思う
- 415 名前: 宮司投稿日: 2003/11/29(土) 11:53
- 罪あらば 我を咎めよ 産土の 神の取り持ち 夢な忘れじ
- 416 名前: 宮司投稿日: 2003/11/29(土) 11:57
- 濁流を やがては清き 流れにと 導き給へ 神のまにまに
- 417 名前: 宮司投稿日: 2003/11/29(土) 12:03
- 大空の 雲ひとつ無く 澄み渡る 神の御心 我が心にと
- 420 名前: 津多投稿日: 2003/11/29(土) 21:19
- 御神歌
安らかに 心を定め 穏やかに 交わり結べ 人の絆を
やすらかに こころをさだめ おだやかに まじわりむすべ ひとのきずなを
- 422 名前: 津多投稿日: 2003/11/30(日) 00:07
- 同じ歌ですが、もう一度詠います=^_^=
お日様に 物怖じせずに きっぱりと 顔を向けたる ヒマワリの花- お日様に ものおじせずに きっぱりと かおをむけたる ひまわりのはな